待望の『ペルソナ4』リメイクが現実味を帯びてきた。オリジナル版の声優であるユーリ・ローエンソールが、未発表プロジェクトへの不参加を確認したためだ。
『ペルソナ4』およびそのスピンオフ作品で花村陽介役を担当したローエンソールは、BlueSkyにてリメイク版で自身が再起用されなかったことを明かした。
「多くの方から問い合わせを頂いているが、残念ながら『ペルソナ4』リメイクで陽介役を務めることはありません」とローエンソールは述べ、「自ら打診し懇願もしましたが、制作陣は別の方向性を選択しました」と続けた。
「制作陣」とはおそらくアトラスを指すと考えられるが、同社は現時点でリメイク作品の存在を正式には認めていない。詳細についてセガ/アトラスに問い合わせを実行している。
この報道は、映像ゲーム俳優がAI保護策を求めるSAG-AFTRAのストライキが継続中という状況で浮上した。ローエンソール自身も組合員であることを認めているが、これがキャスティング判斷に影響したかは不明だ。SAG-AFTRAは3月の声明で業界交渉担当者との見解の相違が継続していることを伝えていた。
リメイクの噂は今年初め、ドメイン登録の発見と内部関係者による情報流出をきっかけに広まった。『ペルソナ3 リロード』の成功を受けて、『ペルソナ4』リメイクは論理的な次世代作として期待されている。
もし開発スケジュールが『ペルソナ3 リロード』(2023年夏のXboxゲームショーケースで発表)と同様ならば、今夏のゲームイベントで正式発表がある可能性がある。
新作を待ち望むペルソナファンには、2025年6月26日にモバイルおよびPC向けに配信予定の『ペルソナ5:ザ ファントム エックス』をご紹介したい。